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今日は楽典でも応用力が問われる「移調」課題について

「移調」って、ともかく時間がかかるし、めんどくさい と、後回しにしやすい分野ですね。

でも、ちょっと待って!もしかしたら、いきなり難しい移調の問題をやろうとしていませんか?

「移調」もやさしいことから始めてみたら、案外楽になりますよ。

というわけで、移調の初歩のやり方から挑戦してみましょう!

受験用の問題がなぜそんなに大変なにかをちょっと分析してみました。

おそらくこういうことが同時に条件にされているからむずかしく感じるのではありませんか?

  • 音部記号(譜表)を変える条件
  • 調性指定で調性を変える条件
  • 度数指定で調性を変える条件
  • 関係調がらみの指定で調性を変える条件
  • 臨時記号⇔調号を変化させる条件

ではこの中で比較的やりやすいのはどれだと思いますか?

【1】音部記号(譜表)を変える条件

音部記号(譜表)を変えることは、わりに簡単ですね。まずここから始めましょう!

  1. ト音記号(高音部譜表)の譜面の音域を1オクターブ変えて書き直す(上下の移動)
  2. ヘ音記号(低音部譜表)の譜面をト音記号(高音部譜表)に書き直す
  3. ヘ音記号(低音部譜表)の譜面の音域を1オクターブ変えて書き直す(上下の移動)
  4. ト音記号(高音部譜表)の譜面をヘ音記号(低音部譜表)に書き直す

実はここまではかなり簡単にできるはずです。

このレベルの簡易移調(写譜?)を数多くやってください。折れ線グラフのように塊で操作できるようになれば次のステップに行きましょう。

この続きは後日up

楽譜

 

【2】調性指定で調性を変える条件

調性は関係を理解していれば、簡単なものもありますよね

  •  同主(同名)調への変換
  •  並行調への変換
  •  属調への変換
  •  下属調への変換

上に挙げた「調性の関係」が???な人は急いで「音階と調性の項目」を復習してくださいね!

☆ここからがちょっとしたコツです。少しだけひねった問題に挑戦してみます!

【1】【2】を組み合わせて自分で問題を作成してみましょう。

例えば ト音記号の譜面を ヘ音記号同名調に書き直す

条件が2つになっただけでも結構気を使いますよね!

1小節ずつ確認する、等地道な作業ですが、まずは丁寧に一つずつ頑張ってください(^O^)/

 

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