広げた手と鍵盤

こんにちは!いつもTPSの講師ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

連休の秋晴れもつかの間?東京はまた湿っぽい日が続きそうです。

以前にも講師ブログでご紹介した「クラック:オクターブの練習曲」

新たな発見がありました!(^O^)/

自分でやってみて、もしかしたら色々な方向に使えるかなと思ってはいたのですが、今回はあまり経験年数の多くない生徒さんにも実践してもらいました。

すると、次のような効果があることに気づきました。

  • 腕の脱力状態が本人にわかりやすくなること
  • 肩からの動きを司る上腕の筋肉が意識できるようになる
  • 鍵盤上での保持する指先のなめらかな動きを自然に体得できる

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この生徒さん:Cさんは、今まではなかなか肩やひじから指先への補助する動きを感じにくいようでした。

一生懸命弾こうとすると、手首も肘もガチガチに固まってしまう傾向があります。

以前のブログにも書かせていただきました。こちら  オクターブ練習の経過報告はこちら

大人になってからピアノを始められたので無理もないのですが、指導する側もどのようにすれば、柔らかい関節のなめらかな動きを体得していただけるかと考えていたところでした。

指の開き具合の開発にも少しずつ取り組んでいきたいので、とりあえず一番厄介な親指の自由度を向上させようと、最近「オクターブの練習」に取り組んだわけです。

前回1回目は動きをおぼえるだけで終わったのですが、2回目の今日再びトライしてみると、驚きの発見があったのです!

ご本人もはっきりと上腕の内側の筋肉(たぶん上腕三頭筋?という部分でしょう。名称を確認しておきますね。)が手首や腕をスムーズに導いている(=連動している)ことに気づかれました!

「いつもここがスムーズに動きやすくなっていれば、むやみに力んで弾こうとしなくても、こんなに軽く指先も動くんですね!初めて身体の感じを理解しました!嬉しいです!」

 

(*’▽’)これは生徒さんご自身だけでなく、指導する側にも本当にうれしい発見でした!

また一つピアノでの問題を解決する糸口が見つかりました。

【Tokyo Piano Solutionのネーミングどおりの展開になり、さっそくUPさせていただきました