こんにちは!早いもので、カレンダーもいよいよあと2ヶ月を残す時期になりました。

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今日もメカニックトレーニングの教材について。

【ラジリティー:】という古くからある教則本の中から、アルペジオの練習に役立つものを見つけました。

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最近では↑のような横長の上下分冊になったものが出版されており、使いやすくなりました。

昔の本は一サイズ大きめの縦長の本ですが、この大きさが普通の楽譜よりも一段と大きく、レッスンに持っていくのに困りましたっけ。フランスの教材にはこの大きさの教則本が多かったような気がします。

さてさて、中身の方ですが、今回紹介するのは横長の下巻にある「アルペジオの予備練習」と言う項目です。

 

アルペジオは音型の中でも大切な練習項目ですね。

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特に手の小さい日本人(それもこどもたち)にとっては、指を広げるだけでも苦労するところです。

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この「予備練習」が特に効果的だと思ったのは、軸にする音(指)とその音の上下に広げる指使いを取り上げ手首やひじの動きを体感させる目的が非常に明確である ことです。

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大げさに言えば、手のひらをなめらかに左右に反転させることをここまで徹底的に取り上げているのは、すごい!と思いました。

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↑の6番などは、アルペジオの特別な練習と知らなければ ???という指使いで弾くようになっていますね!

(*’▽’)普通に音符だけを見たら、決してこんな指使いでは弾かないでしょう。

(実際、生徒さんに試してみたところ「?? この指使いで、ですか?!!」という反応でした。)

(^O^)/ 実はこのような練習課題がこの【ラジリティー】という教則本の中にあることは知らず、初期から中期に移行する時期の単なる練習曲集としか考えていなかったのですが、この練習課題に関したは、宝物のような気がします。

この続きは後日アップします。

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