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インフルエンザABともに今も流行っていますので、皆さまどうかお気をつけくださいね。
本日はソルフェージュの初歩から基礎レベルの教材について。
TPSでよく教材として利用するものを挙げておきます。
ヘおんきごうのソルフェージュ・・・音楽之友社
↑これは以前にも「ヘ音記号の読み方」専用の教材としてご紹介しました。
音符の「たま」も大きく、低年齢の生徒さんによく使います。
ヘ音譜表に慣れておかないと、ピアノ学習でつまずきが出ますので、TPSではヘ音譜表の指導には特に力を入れています。
読めることと、書けることを初歩の段階から指導メニューに組み込んでいます。
才能を育てる 子供のソルフェージュ・・・・音楽之友社
↑この上下の2冊もよく使います。
- 調によって構成がまとめられている、
- 和音記号がついているので、伴奏が付けやすい
- あまり長い曲はなく歌いやすい
- 緩やかな進行なので定着しやすい
等の点で使い勝手の良さがあります。
和音記号(Ⅰ、Ⅳ、Ⅴ)は生徒さんが自ら伴奏を弾きながら歌うときの良い手がかりになります。伴奏付けの練習課題としてもいろいろと利用できますね。
途中で3#3♭以上の調性が出てきますが、必要のない生徒さんには、この部分は飛ばしています。なぜならば異名同音等の問題があり、TPSでは調性の理解などの楽典の基礎ができてないうちに使うことは避けています。
「初級」「中級」「上級」ソルフェージュ・・・・音楽之友社
↑このシリーズも、生徒さんの状況に応じてよく使います。それぞれの級にA・B2段階があります。
この画像は「上級」のものですが、「初級」「中級」もあるので参考にしてください。
この教材のシリーズには、リズム譜がついておりリズム叩き等だけでも使えます。ただ、音符の「たま」は小さいので、ある程度年齢が高くなってから聴音・ソルフェージュを始めたような人に向いています。音の進行は順次進行が多く、基礎的な部分の演習教材として重宝しています。簡単な初見視唱の練習にも時々利用しています。
このほかにも ベーシックの練習の教材もありますが、音程練習が中心の物は個々では省きました。
また、次回ほかの初級から中級レベルの教材を挙げていきます。
TPSでは演奏のためのテクニックと同じぐらい、譜読みに関しての学習経験を重視しています。
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