こんにちは!TPSのブログをお読みいただき、ありがとうございます!
先日のブログでも子どものピアノ教材のことは少し書きましたが、今日は初歩や低学年の「書き取り聴音」に関する事をちょこっとお伝えします。
TPSでは初歩のクラスではオリジナル教材も多く使います。
指導の当初から長年教材研究を重ねてきましたが、どの教材も一長一短で、なかなか一つの教本では満足できないことに気づきました。
また、楽典ワークやテクニック用、表現用とカテゴリーで分冊になっているシステム化されたシリーズもあるのですが、全部を揃えると教材費としてはけっこうなご負担になります。カラーの楽しい絵が盛り込まれておりとてもきれいなのですが、やはりお値段が高い!(*_*;
ピアノ教本に関してはお子様に合った教材を一つ選んでまずスタートし、進みながら必要な項目の教材を途中ではさんでいきます。教材で一冊の厚みがあるものや曲数が多いものは避けています。
さらに「書き取り」の教材に至っては市販のものではほぼムリでした。市販の教材は難しすぎるものが多く、受験対応に近いものしか見当たりません。
「☆彡それでは、いっそ自分でちょうどよいものを作ってしまおう!(*’▽’)」
というわけで、ソルフェージュと書き取りはオリジナルの教材を作り始めました。その時教えている生徒さんに合わせて、内容やポイントを変え、どんどん作り始めました。
特に「書き取り(小学生の聴音)」では、オリジナル教材が大活躍します。
苦手なリズム、転調時の変化音 等 前回ミスしたところをすかさずその次の課題に組み込めるので、オリジナル教材はその自由度がたまらない魅力(*’▽’)!
いつの間にか初歩教材の作成は当たり前になり、その効果もピアノのおけいこにもきちんと現れてきました。受験聴音の指導から気づいたポイントも組み込んで、システムをしっかり考えて作っています。
さらに受験指導の「聴音専科」用の教材も生徒さん一人一人の苦手に合わせて作った結果、はっきり成果が表れるというおまけまで(^○^)ついてきます。
聴音ソルフェージュの教材は指導者が自分で作れば無限大で可能です。