こんにちは!TPSのブログをご覧いただき、ありがとうございます。
TPSでは”リズムを子供たちにどのようになじんでもらうか”を考え、こんなこともやっています。
一般にはリズムは ≪与えられたものをリズム楽器で叩いたり、楽音にしたりする≫のですが、「書き取り」により近い形で何かないかな~と考えた結果、『オリジナルリズム譜作り』を生徒さんに時々作ってもらいます。
指導者側からは
- 拍子(レベルに応じて設定)
- 音符の数(たまの数)
- 休符(4分休符、8分休符、2分休符)使用の有無 を条件に出します。
そして生徒さんに”今まで習ってきたリズムを思い出して書きだしてみて!”と伝えます。
↓これは「四分の四拍子」「音符の玉数5個」の条件を出した時に、『オリジナルリズム作り』に慣れてきた小学4年生の生徒さんが実際に書きだしたリズム。
このような『オリジナルリズム作り』は生徒さんの『書き取り』や「ソルフェージュ』の経験年数によっても中身がずいぶん違います。
いちばんはじめは四分の二拍子からスタート。リズムの要素も簡単なものの組み合わせから始めます。
また、お子さんによって書きだす場合にも(*^^)v個性が出てくるのが、とてもおもしろい!
発想が自由なお子さん、
まじめできっちり書きだしたいお子さん、
難しいリズムに挑戦したがるお子さん と同じ条件を出しても様々です。
そして、この『オリジナルリズム作り』には、いくつかの目的があります。
- 子供たちに「リズムは組み合わせでいろいろ変わること」に作業を通して気づいてもらうこと!(^^)!
- 拍や拍の中を分割するパターンにつよくさせること(^_-)-☆
- その子のよく覚えているリズムと、覚えにくいリズムが指導者側に把握できること (*’▽’)
だから年に2,3回こういう『リズム作り』を取り入れています。
算数が苦手だった子が、いつの間にか算数好きになったケースもあったり(^O^)/、ほんとに不思議なものですね。たしかに音価の操作は、算数の足し算、引き算に共通するものがありそうです。
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