こんにちは!TPSのブログをご覧いただき、ありがとうございます!
夏休みはいつもと違うレッスン時間帯なので、いろいろたまっている仕事を片付ける良いチャンスです。
今日は、聴音の問題作成とノート上での聴音指導のチェックです。
生徒さんからお借りした5線ノートを振り返り、ふだん見過ごしている指導上の問題点がないか確認します。
これは小学3年生の男児の聴音 TPSにてピアノを習い始めて3年めの去年の9月下旬から10月中旬のノートです。
そうそう、このころ彼は”文字を立体的にすることが楽しくて、「歌」という字をいろいろ工夫していました。
この生徒さんは、この時期の課題テーマが≪八分の六拍子での刻みの細かい音符の取りかた≫でした。
細かい刻みの音符は、聴き取り方には特に難しい点はありませんが、表記上では気をつけることが多いのです。
すでに八分の六拍子の課題には入っていましたが、一旦八分の三拍子に戻って細かい音符の「書き取り」を始めたところです。
特に四分の二拍子系ですでに1拍を4分割する十六分音符を既習しているため、そちらと混同させないことが指導上大切です。
↑の約2か月後(回数でいうと6,7回後のレッスン時)のノートでは、8小節の聴音課題になりましたね。
音符の玉は幾分スマートになりました。8小節課題は集中力を長く保つ練習です。
理解度が安定しているので、8小節課題も特に問題なく、クリアしています。
ちなみに下は同じ生徒さんの約1年前、のノートの様子です。
小学2年生、入門2年目の12月のノートです。2年生らしく、玉も大きめです。
クリスマスへの期待を思わず書き込んでいるのがかわいいですね!
12月25日の課題では、すでに8小節の課題に取り組んでいます。
日ごろ、レッスンの時には気づかないことも、こういう振り返りの機会を持つことで、指導者のよい刺激になります。
目の前の生徒さんからいろいろなヒントをもらい、共に成長しているということですね(^O^)/
☆聴音指導、レッスンについてのお問い合わせはこちらから